ランドスケープ｜東京テラス

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LANDSCAPE ランドスケープ

季節の薫る日本に暮らす

『東京テラス』のプライベートガーデンは、歩みをすすめるにつれ次々と風景が変化していく、奥行きのある佇まいとなっています。径と木々で彩られる平面的な広がりや、丘と景石の流れで形づくる立体的な広がりなど、新鮮な気持ちで庭園と向かい合うことができるようになっています。枝いっぱいの若葉が石畳に影を落とす春、大きな枝が心地よい日陰をつくる夏、ダイナミックに紅葉する秋、木々の間から陽射しがこぼれる冬など、高さ約10mを超えるケヤキの大樹が大空に突き抜けていくプライベートガーデンでは、美しい季節の移ろいを愉しむことができるようになっています。

ランドプラン

ランドスケープデザインには、自然の中で暮らし、自然とともに毎日を過ごす気持ちよさが映しだされています。イチョウやヒマラヤスギなどの既存樹を保存していく“緑の道”と、子供たちの成長を見守る“桜の道”、木漏れ日と緑の息づかいを感じられる“日だまりの道”が設けられています。さらに敷地の中心軸に“人の道”と“風景の庭”が設けられています。また、“風景の庭”は居住者だけが安心して愉しめるプライベートガーデンとなっています。

記憶の森

多くの既存樹が群生する敷地の東北の角は、記憶を伝える“緑の道”のシンボルとなっています。高さ約20mのメタセコイヤやイチョウ、クスノキ、ウメ、サクラ、モミジなどの既存樹により、深い緑が形成されており、土地の歴史と空間の奥行きを感じさせる風景となっています。縁を守るようにレイアウトされた大谷石の石積にはスツールも置かれており、径ゆく人の憩いの場となっています。

多くの花々が咲く植栽計画

小径や庭園だけでなく、それぞれの住居の中にいても、芳しい木々や花の薫りを感じられるように『東京テラス』は豊富な緑で彩られています。各住棟のシンボルツリーをはじめ、立春のウメ、立夏のヒラドツツジ、立秋のカエデ、寒露のキンモクセイ、冬至にはカンツバキなど、可憐な花はもちろん、季節の移ろいを観賞できる樹木や低木地被類が選定されており、合わせて約20,000本以上の樹木で敷地全体が覆われています。

エントランスプロムナード

メインゲートからロータリー形状の車寄せをつなぐエントランスプロムナードには、荘重な佇まいだけが放つことのできる品位が求められています。車道は自然石の石畳、歩道はインターロッキング舗装となっています。「記憶の森」と「森のテラス」に重なる緑のグラデーションと相まって、優雅な情景がつくりだされています。プロムナードに沿って描かれた大谷石の石積には低い照明が備えられており、夜間にも美しい風景が演出されています。

グランドエントランス

グランドエントランスは、『東京テラス』のランドスケープの軸となる“人の道”のプロローグとなる空間となっています。車寄せの木の葉をモチーフにしたキャノピーはエントランスロビーへ導くように列柱がつらなり来訪者を優しく迎え入れてくれます。ロビーに向かって左手は、イチョウやヒマラヤスギなどの既存樹と川をイメージした景石が流れを描く「森のテラス」となっています。右手にはイチョウの大樹、季節感のあるヤマザクラやナツツバキ、そしてサザンカの生垣が植え込まれています。

サニープロムナード

“日だまりの道”として東西に抜ける貫通通路は、自然の道のような緩やかにカーブを描く散策の径となっています。この径を彩る既存樹はトウネズミモチ、ソロ、サンゴジュ、サクラ、マテバシイ、クスノキ、モチノキ、ハゼ、キンモクセイ、ツバキ、アオギリ、サワラなどとなっています。また、「Aテラス-East」に沿ってカツラ、「Aテラス-West」にはミズキ、「Bテラス」にはコブシ、「Eテラス」にはコナラなど、各住棟の前には季節感のある樹木が植えられています。

サブエントランス

サブエントランスは2箇所あり、サウスエントランスは、回廊によってエントランスロビーへ結ばれている生活動線の中心となっています。自然石が敷きつめられた石畳のアプローチを通りインターホンのあるホールへ向かうと、ガラス越しには、庭園の緑が鮮やかに映しだされるようになっています。また、ウエストエントランスにはゲートが設けられており、自然の風合いが漂うインターロッキング舗装が佇まいを穏やかに演出してくれます。

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